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便秘対策!スッキリ習慣を続けよう★第2回

便秘対策★第2回【朝いちばん、おすすめの飲み物】


第2回:朝いちばん、おすすめの飲み物

 

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第1回では、「便秘のデメリット」についてお伝えしました。第2回は、朝いちばんに飲んで欲しいおすすめの飲み物と飲み方についてご紹介します。

第1回をお読みになりたい方はこちらへ → <第1回:便秘のデメリットとは>

 

皆さんは、朝いちばんに何を飲みますか?

東洋医学では、午前中は寝ている間に作られた老廃物を外に排出する時間と言われています。その排出力を活かすことができれば、身体に負担が少なく、効率的ですよね。午前中のなるべく早い時間にスッキリ出して、”脳腸相関(のうちょうそうかん)”という言葉通り、気分よく一日過ごし、仕事にも集中できる身体を整えましょう。

「これはスッキリした!」という飲み物がありましたら、習慣化してお続けください!

 

 朝いちばん、おすすめの飲み物 ================

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朝いちばん、水分が必要な理由

便の約60~70%は水分で、残りの固形部分は消化の残りカスや腸内細菌などです。私たちの身体は睡眠中にコップ1杯ほどの水分を失っていますから、スムーズな便通のためにも、朝起きたら水分を補わなければいけません。十分に潤っていないと、便が出にくかったり、コロコロと硬い便が作られてしまいます。

ここで問題になるのは、水の温度です。冷たい水で内臓に刺激を与えるという考え方もありますが、私は胃腸に負担をかけない常温以上の水、寒い季節は温かいお湯を飲むことおすすめします。特に、冷えで悩んでいる方は、冷たい水は控えましょう。

 

飲み物を選ぶポイント&おすすめの飲み物

便秘対策のために選びたい飲み物のポイントはこの3つです。

  1. ノンカフェイン
  2. 身体を冷やさない
  3. リラックス効果が高い

まず、1つ目の「ノンカフェイン」についでご説明します。カフェインは利尿効果が高く、コーヒー、紅茶、緑茶を飲んでも水分補給にはなりません。朝いちばんに必要なのは、便秘対策のための水分です。

「身体を冷やさない」も大切なポイントです。冷えがあると血流が悪くなり、内臓の働きも低下してしまいます。前述のカフェインは身体を冷やす効果があり、温かい緑茶を飲んだとしても、食品の性質上、最終的には身体を冷やしてしまいます。温かい飲み物を飲めばOKではなく、その食品の性質も大切なポイントです。

そして、腸の動きをよくするには、身体をリラックス状態にもっていかなければいけません。仕事が忙しかったり、ストレスがたまっていると、便秘になりやすいという方も多いと思いますが、これは身体が緊張状態に置かれているということです。「リラックス効果が高い」飲み物で、朝のひとときを癒しの時間にしていただきたいです。

 

次に、3つのポイントに当てはまるおすすめの飲み物をご紹介します!

 おすすめ1:ほうじ茶

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香ばしい香りでほっと癒されるほうじ茶。その香りの成分は「ピラジン」といって、血流をよくして、身体を温めたり、リラックス効果があることがわかっています。

無農薬もしくは有機栽培の茶葉をお選びください。一般的な栽培方法の場合、茶葉に農薬が残留している可能性が高いです。

 

 おすすめ2:カモミールティ

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カモミールカミツレ)は、ヨーロッパの民間薬として古くから用いられてきたキク科の植物。ハーブティーは、胃のもたれ、消化不良、便通の改善に役立ちます。また、りんごに似た甘いやさしい香りには、リラックス効果があり、まさに便秘対策にはぴったりです。

無農薬もしくは有機栽培のハーブをお選びください。キク科の植物にアレルギーがある方はお控えください。

 

 おすすめ3:レモン白湯

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白湯にレモン果汁(ちょっと酸っぱいと感じるくらいでOK)を入れるだけです。

東洋医学では、春は「気」が高ぶりやすく、気持ちが不安定になったり、イライラしやすい季節と言われています。レモンなどの酸味を摂ることで、心のリズムを整えることができます。ただし、摂り過ぎると逆効果になりますので、酸っぱさはほどほどに。

無農薬や有機栽培の国産レモンを手に入れることは難しいですが、レモン果汁は海外産のものも含めれば、比較的に入手しやすいです。レモン果汁の場合、添加物が入っていないレモン果汁100%にしましょう。

 

最強の習慣化ルールで続ける!

このおすすめの飲み物を習慣化するためには、具体的に「いつどのように何をするのか」、が決まっていないと行動に結びつきません。ここで最強の習慣化ルール「IF-THENプランニングという手法をご説明します。

「(IF)この時に、(THEN)これをする」と事前に決めておくことで、目標達成率が3倍も高まるという習慣化のための手法です。科学的にも立証されていて、三日坊主になりがちな新しい習慣を続ける手助けをしてくれます。

例えば、「英語の勉強を毎日30分する」と決めたとしても実際に行動するのは難しいですが、「(IF)毎日夕食後に、(THEN)パソコンを立ち上げ、オンラインの英語レッスンサイトにて、30分勉強する」などと細かく決めておくと、脳が反応して行動を起こしてくれるという仕組みです。私も、この手法を用いながら、日常生活の悪習慣を止めるために新しい習慣を組み込んだり、効率的な時間の使い方ができるようになりました。辛いことや苦労は全然なくて、こんな簡単でいいの?と、楽しく続けられます。 

 

ここまでの内容を習慣化するには、

(IF)朝起きたら、(THEN)お湯を沸かし、(おすすめの飲み物)を入れて、ゆっくり飲む

という条件と行動になります。

 

「毎朝お湯を沸かしてるし、何かは飲んでます」という方がほとんだと思いますので、その「何か」をおすすめの飲み物「ほうじ茶」「カモミールティー」「レモン白湯」のいずれかに置き換えて、習慣化していただきたいです。変な言い方ですが、だまされたと思って、このルールをぜひお試しください!

最後に、「ゆっくり飲む」もお忘れなく。「お~い、そろそろ起きてください~」とお伺いをたてるような気持ちで飲むと、ゆっくりとエンジンがかかって、事故がなく安定走行が始まります。

朝のスッキリ習慣が続きますように!

 

 

★★★最後までお読みくださりありがとうございます。

皆さんも私も、今日が一番若い。新しいチャレンジを応援します!

 

*参考文献*

統合医療情報発信サイト,e-ヘルスネット(厚生労働省),「ワイル博士のナチュラメディスン」アンドルー・ワイル著,「からだの毒消し生活術」大森隆史著,「薬膳教本」岡本清孝著,中川ら. 茶研報2012;114: 1-12.など

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