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NRサプリメントアドバイザーが解説!「はじめてのサプリメント」★第4回

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はじめてのサプリメント★第4回サプリメントのデメリット1.y安くはない、お金がかかる



第4
サプリメントのデメリット<1.安くはない、お金がかかる>

 

こんにちは! 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

はじめましての方は、こちらもご覧ください

 

第3回では、サプリメントのメリットの一つ目「簡単、手軽に摂れる」を女性の健康と美容に欠かせない「鉄」が摂れるサプリメントを例にご説明しました。

食事だけでは必要な量を摂ることが難しい栄養素こそ、サプリメントの出番です!


サプリメントの利用にはいい面と悪い面があります。両面知ってこそ、上手に活用することができますので、第4回ではサプリメントのデメリットについてお伝えします。質の悪いサプリメントにお金を使ってしまわないよう知っておいて欲しいです。

 

デメリットは3つあると考えています。

1.安くはない、お金がかかる

2.品質の良し悪しが分かりにくい

3.健康被害の可能性もある 

 

順を追って説明しますが、今回は一つ目の安くはない、お金がかかるについて、野菜不足が補えると人気の健康食品「青汁」を例にお伝えします。

 

その前に、「青汁」とはどのような健康食品なのかご紹介します。

青汁とは、緑葉の野菜を絞って作られる健康食品です。

原材料は、ケール、大麦若葉、明日葉、クロレラなど栄養価が高い野菜が定番としてよく使われ、ドリンクタイプ、粉末、冷凍品などの種類があります。最近は海外からの輸入品も増え、日本ではあまり知られていない植物が原材料として使われていたり、独自の製造方法で栄養価を高めるなど、さまざまなタイプの商品が世の中に出回っています。

野菜不足の解消のため、ダイエットや便秘対策、美容に、生活習慣病対策、などの目的で利用されている方が多く、人気の健康食品です。

 

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サプリメントのデメリット

1.安くはない、お金がかかる

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①お金をかけても満腹感、満足感は得られない

青汁のメリットは、コップ1杯で野菜の栄養が簡単に摂れることです。一方、デメリットは、飲み物ですから、お腹がいっぱいになることはありませんし、通常の食事で得られる満足感も低く、質・量ともに食事の代わりにはなりません。これは、青汁に限らず、カプセルや粒状のサプリメントも同じことです。

よく噛んで食べると、脳に信号が送られ満腹感が得られ、味や食感、香りによって満足感も高まり、心身ともに満たされた状態になります。しかし、青汁やサプリメントでは、食事で得られるような感覚を得ることはできません。ダイエット目的で青汁を飲んでも上手くいかないのは、飲み物ゆえの満足感の低さから、食事の量を抑えることができないのも理由の一つです。

 

食べるという行為で得られる満足感がないからこそ

・健康に役立つ栄養素が含まれているか?

・商品の質(原材料や製造方法など)は大丈夫か?

の2点を確認しなければ、本当の意味で健康に役立つサプリメントを選ぶことはできません。なんとなく選んでいるとしたら、かかった費用は無駄になっているかもしれません。

  

②目的と商品の中身が一致していないと、費用が無駄になる 

皆さんは青汁に何を期待して利用していますか? 野菜不足の解消のためでしたら、その目的は達成されていない可能性があります。

 

その理由をお話する前に

野菜で摂れる栄養と主な働きについてお伝えします。

ビタミン類、ミネラル類、食物繊維、ポリフェノールなど13種類ほどの栄養素が摂れるとされています。

【ビタミン類】

β-カロテン(目の健康、皮膚・粘膜の健康維持)/ビタミンC(コラーゲン生成、抗酸化作用)/ビタミンB1(糖質の代謝)/ビタミンB2(脂質の代謝)/ビタミンE(抗酸化作用)/ビタミンK(骨の健康)/葉酸(造血)/ナイアシン(糖質、脂質の代謝

【ミネラル類】

カリウム(血圧の調整)/カルシウム(骨、歯の健康)/(赤血球の材料)

【その他】

食物繊維(腸内環境を整える)/ポリフェノール(抗酸化)

1種類の野菜でこれらすべての栄養素が十分に摂れるということではありません。野菜類に属する食品に含まれる栄養素の種類です。

ほうれん草、もやし、キャベツでは含まれる栄養素の種類や量は異なりますので、いろいろな種類の野菜を食べることで必要な栄養素とその量を補い合うことができます。

 

青汁1杯でこれらの栄養素が摂れて、その役割を果たしているでしょうか? 残念ながら確実に摂れるのは「食物繊維」だけです。

その理由は、ケールや大麦若葉などは、製造加工前であれば栄養素の種類、量も豊富で素晴らしい野菜(私は生で食べたいくらいです)なのですが、一般的な粉末タイプの場合、製品として仕上げるための加工段階で食物繊維以外の繊細な栄養素たちは壊れ、元々の栄養素がどのくらい残っているのかわからないからです。実際の商品パッケージにも、ビタミン類、ミネラル類、ポリフェノール類の含有量はほとんど記載されていません。

 

青汁を摂っていても、いまいち効果を感じられない、何のために飲んでいるか分からなくなった、という方の多くは、自分の目的【野菜不足の解消】と商品の中身【野菜の食物繊維が摂れる青汁】とのギャップも原因の一つとして考えられ、せっかく使ったお金ももったいないことになります。

メーカーによっては、多種多様な栄養素を残すような製造方法を採用したり、野菜を絞ったエキスをそのまま冷凍するなどの工夫をしていますので、野菜不足の解消に費用をかけるのであれば、製造方法の確認は欠かせません。

 

③続けると高額になる 

一般的な粉末タイプの青汁は、1箱(30包入り)で価格3,000~5,000円の商品が多く出回っています。1日1包摂った場合、毎日100~160円がかかり、1年間摂り続けると36,000~60,000円もかかる計算になります。

②で青汁の多くは食物繊維を摂るための健康食品とお話しましたが、1包あたりの食物繊維は1~2gの商品が多いようです。

食物繊維1~2gは、きゅうり約1本、ピーマン約1個、トマト約1個を食べれば摂れてしまう量です。ここで天秤にかけて考えると、割に合わないと思いませんか? さらに、品質保持や利便性のために保存料などの添加物も加えられ、私はコスパが悪いと感じます。

青汁の中でも冷凍品や栄養素が残る方法で製造した商品は、一般的な粉末タイプの商品よりも2~3倍の価格はしますが、私ならこちらをおすすめします。その方が結果的にはコスパがいいからです。

 

毎日習慣的に摂る商品は、何も考えずに購入し続けてしまうと年間で高額になります。今利用している商品に効果を感じられない、と思ったら一度中止して身体の調子を観察しましょう。

せっかくのいい習慣をコスパよく続けるために、商品の中身と価格とのバランスのチェックをおすすめします!

 

 

「はじめてのサプリメント」第1回、第2回では、40代以上の働く女性にサプリメントが役立つ理由についてお伝えしました。

太りやすくなった、疲れが取れにくい、風邪を引きやすくなった、と感じている方はこちらもご覧ください。


40代を過ぎて体形の変化を感じつつも、止められない習慣、ついつい食べてしまうものなどありませんか? そう簡単に変えられない長年の習慣でお悩みの方は こちらもご覧ください。

 

 

 

★★★最後までお読みくださりありがとうございます。

皆さんも私も、今日が一番若い。新しいチャレンジを応援します!

 

*参考文献*

統合医療情報発信サイト,e-ヘルスネット(厚生労働省)、国立研究開発法人「医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報など

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